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アプリ会社とイベント会社を運営、ピッチコンテスト世界優勝の実績者
サンタヴィレッジ株式会社 松村 嘉明 - MOVの100人インタビュー

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--まずは簡単な自己紹介をお願いします。

サンタヴィレッジ株式会社の松村 嘉明(まつむら・よしあき)です。アプリケーションを制作する会社と、イベントの企画運営をする会社、2社を運営しています。

アプリケーション制作は主には様々な業種のマッチングを行うもので、直近では医療や福祉や士業などのニーズマッチングのアプリケーションを開発しています。

公共交通機関認定のアプリケーションの開発や東京都内の商店街などの街と協力したイベント連携のアプリケーションも作っています。ちょうど先日リリースしたばかりで、120人にダウンロードしてもらいました。技術特許も取れる方向で進んでいます。

今後は支払いもアプリで完結するようにしたり、登録預かり所を増やしたりといった取り組みを行う予定です。

このアプリもそうですが、企業と組んだり、産学連携に参画したりと、自社は表には出ず、裏側のシステム開発を担っていることが多いですね。

--どのようなご経歴ですか?

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システム開発が好きで、小学生のときから自分で勉強してシステムを作ってきました。

でも大学に入る頃には少し飽きて、少し他のこともしたいと思い、化学系に進学しました。卒業の頃には、営業に挑戦したいと思って営業ができる会社に就職し、その後で「やっぱりITだ」とITの世界へ戻ってきました。

会社員だったのは全部合わせて5年くらいです。2015年頃に各会社での経験を活かしてプログラマーを教育する学校をつくりました。フリーランス時代を少し挟んで、取引先が増えて来たので法人化したのが2020年頃です。

プログラミングは結局ずっと好きで、法人化して従業員を雇用している今でも、メインで開発に関わっていますよ。

ちょうど独立した頃、IBMのスタートアップ向けピッチコンテストの世界大会IBM SmartCampで優勝したことがありました。当時、音楽を志す人たちは、高額機材だったミュージックシーケンサー(自動演奏装置)を借りるためにアルバイトに明け暮れていたのです。それをクラウド化してコストを減らそうというような提案を、3社くらいと一緒に行いました。

結局そのアイディアはうまくスポンサーが決まらず実現しなかったのですが、取引先を増やす上ではこの優勝の実績が非常によく働いてくれましたね。

--趣味は何ですか?

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料理、キックボクシング、サバイバルゲーム(サバゲー)です。

それと、歌舞伎町のバーのオーナーにもなっていて、MEO(マップエンジン最適化)をやってみたら飛躍的に売上が伸びました。これはお金をもらっていないので趣味に入ると思います。本職であまり取り組まない技術を試しにやってみることができるのは面白いですね。

--サバゲーについて詳しく教えてください。

サバゲーは10年くらい前、飲み仲間とのレクリエーションとして提案して始めました。一時は100人を超えてしまって運営が大変で、人が多いだけではなく強いチームを作ろうと考え直したのです。

今は防衛大学の卒業生を中心に自衛隊の人を集めて、日本一強いチームを目指しています。月に1回か、とても忙しい時期でも3か月に1回、集まれるメンバーによって埼玉県や千葉県の専用施設に行って、その日その場にいる人たちと一緒に競技することが多いです。

実はサバゲーをする人にはエンジニアが多いんですよ。FPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム)が好きな人が、その延長で来ます。これが本当に強いので侮れません。ゲームも動体視力や指先など、運動神経が問われるので、ゲームが得意な人は運動神経も良いのかもしれませんね。

もう1つ、コロナ禍で競技人口が増えたと言われているのも、サバゲーの意外なところかもしれません。広い屋外で行われて、人との接触も少ないからです。今、競技人口は35万人以上と言われています。

--運動系のご趣味が多いですが、他にもスポーツ経験がありますか?

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昔は日野市に住んでいたので、朝、出勤前に車で高尾山に行って、走って登り下りしていました。

4時くらいに起きて、登って下りて、いったん家に帰ってお風呂に入って出勤といった調子です。でも、さすがに夕方に眠くなるのでやめてしまいました。今も登山をしたい気持ちはあるのですが、なかなか行けていません。

--今後やりたいことは何ですか?

日本が元気になるようなサービス・プロダクトをつくりたいなあと思っています。

特に中間搾取をなくしたいです。マッチングサービスと結びつきますが、仲介・紹介といったことで何社も挟まって手数料を取られていくしくみを変えたいですね。

時短系のシステム、人がチェックしていたものをAIに切り替えるようなシステムも、従来固定化されてきた中間サービスが必須でなくなる意味で有用だと思います。

実は今すでに、ゼネコンでのDX推進を実施中です。建設現場ではWi-Fiが切れてしまうことも多く、ネットワークを前提とした構造が使えないなど、独特のコツがあって面白いですね。

また、先ほど話していてピッチコンテストのことを思い出したので、どこかのコンテストを探して出てみても良いなあと思い始めています。

--MOVはどのように利用していますか?

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利用を始めたのは2024年1月です。それまではコンサルティング先の上場企業の中に会社ごと置いていたのですが、区切りがついたのをきっかけに、在宅ワーク以外の従業員3人を引き連れて入りました。レジデンスが1人で、フリー利用が3人です。

別のシェアオフィスも利用することがありますが、MOVのほうがラクに過ごせると感じています。もう1つ利用する場所は、会社ごとに50人、100人の単位で入っているところが多いので、会社単位でグループができ上がっていて、交流が生まれにくい印象です。MOVはその点、少人数の利用が多いので良いと思いますね。

といっても、以前からの知り合いに再会したほかは、特に新しくつながった人がいるわけではありません。

でも、たまに自社スタッフと間違って知らない方に「こんにちは」と声をかけてしまうと、きちんとあいさつが返ってくるなあとは感じています。話しかけたらつながれるのかもしれないとは思いますね。

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