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映像制作者、パーソナルトレーニングジム開設に向け準備中
井上 恵太 - MOVの100人インタビュー

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--まずは簡単な自己紹介をお願いします。

井上恵太(いのうえ・けいた)です。映像制作とパーソナルトレーナーをしています。

映像制作では、一眼レフを使ってPR動画やSNSに投稿する動画を撮影・制作したり、TikTokやYouTubeの運用代行をしたりと、マーケティング映像に関する全般を担っています。

パーソナルトレーナーの方は、今は一時的な間借りで事業を行っていますが、2025年のうちに、相方と一緒に専用のパーソナルトレーニングジムをオープンするつもりです。20坪程度のセミパーソナル方式を予定しています。

--どのようなご経歴ですか?

地元は福岡です。もともとパーソナルトレーナーになりたくて、フィットネス系の専門学校に進学しました。

学校を卒業してアパレル業界や派遣社員の仕事を経験した後、上京し、知人に紹介されたのがamazonの配送受託でした。当時はとても稼げる仕事でしたね。これをきっかけに個人事業主として開業したのです。

傍ら、仕事を求めていわゆる「副業」にカテゴライズされる業種を一通り経験しています。とにかくすべて1円でも売上を作ってから続けるかどうかを決めようと思い、その中で動画編集にも挑戦しました。

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上京2年目で知人が動画編集の会社を始めたので、そこに委託でジョインしたのが2022年です。2年ほど続けて、30歳が近づいて来た26歳で、地元の仲間たちも店を持ったり進路を決めたりし始めたので、僕も社長になりたいと思いました。

そこで2024年8月に知人の会社を離れ、自分の会社を立ち上げて業務を行うことにしたのです。

今は同じ動画でも、編集よりは撮影や投稿管理を行っていて、編集部分は外注ですね。

その一方で、パーソナルトレーニングもずっと続けています。自分が好きで長く続けてきたことでもあり、社会的にも需要があってお金になり、相方と一緒にできることでもあったので、事業化して続けることができていますね。

--今後、どのような事業にしたいですか?

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事業を続けてきてはいるものの、気持ちの上では今回のジム設立が初めての起業です。

映像制作の仕事と並行できれば収入2倍ですが、実際には比重が傾き、パーソナルトレーニングのほうがメイン事業に変わっていくのかもしれないと思います。

仮に失敗したとしても、僕も相方もそれぞれパーソナルトレーニング以外の仕事を持っているので、2人の収入があれば何とかなるのは安心ですね。僕はそういうところは堅実に取り組むタイプです。

筋トレやボディメイクに興味のある富裕層を狙いつつ、当初は知り合いを顧客にしたり、Metaでの広告を使ったりして集客することになります。

場所は田町で、家賃や立地の点では熟考を重ねてきて、勝算はありそうです。

当面の目標は3店舗展開して、年間で合計1億円の売上。そのくらいうまくいけば、いずれは地元の福岡に進出したいです。

事業の本拠地は、お金につながることも、面白い人も多い東京に置く方が良いと思います。でも地元も好きで、地元に帰りたい気持ちもあります。それも、遊ぶために帰るのではなく、仕事で関わりたいと思うんです。

--地元とのつながりは今も強いのでしょうか?

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学校時代から続いている地元の友達は多いですね。事業をする人は人口比で言えば少数派のはずなのですが、僕の周りにはなぜか多いです。

それだけに、地元の友達の動向を見て影響を受けたり、焦ったりすることもあります。もちろん影響を受けるのは地元だけではなく、事業の上で自分の上を行っている顧客を見ても、上には上があって、良い刺激になっていますよ。

経済的な自由、自己表現の自由、友情や愛の3つを1点か2点かで判断して掛け合わせ、点数で人生の満足度を判断できるという説を聞いたことがあります。僕は自分の感覚に照らして、これは正しい理論だと思うのです。

経済的にステージを上げて、自分がしたいと思うとおりに行動できる自由があり、地元の付き合いの長い友達とそのまま付き合えていたら、最高だと思いませんか?

おそらくこれは一生満点になることはなくて、満点になってしまったら逆に刺激が足りない状態になるのだと思います。だからこそ、ずっとこの要素を追い求めていくのです。

いずれにしても、この3つの中でも地元の学生時代からの友達というのは、かけがえのないものです。大人になってから同じような深い付き合いの友達を作るのは難しいですから。

僕も上京して6年になり、東京に知り合いはたくさんできましたが、地元の友達のように「こいつのためなら」と思えるような人はなかなかいません。

もっとも、この3つの要素はお互いに絡みあっていて、経済的な感覚や、平日に旅行ができるかどうかといった自由度の違いは、友人との付き合いにも影響が出てきます。

理想的には、地元の友達と経済的なステージや自己表現の自由度も一緒に上げて、ずっと同じ感覚で付き合いを続けていきたいですね。

--経済的な自由を得るには、いくらあれば良いと思いますか?

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「経済的な理由で妥協をしなくても良いくらい」ですね。

たとえば飛行機でエコノミークラスかビジネスクラスかを選ぶとして、お金が十分にあったら、誰もが迷うことなくビジネスクラスを選ぶと思います。

すべての場面でそのようにお金を理由に妥協せずに済む状態が「経済的な自由を得ている状態」であり、その場合に手元にある額が将来手に入れられたら良いと考える金額です。具体的な額は検討もつかないので、お金を持っている方に聞いてみたいですね。

--趣味は何ですか?

趣味は多い方です。筋トレももう16年続けていて週5、6回はしていますし、スノーボードやゴルフもします。

格闘技が好きで、高校時代はキックボクシングをしていて、上京後も一時期は総合格闘技をしていました。ただ、格闘技はけがをすることも多く、けがをすると筋トレができなくなってしまうので、今は自分ではしません。また、友達と遊ぶことや、美術館に行くことも好きなことの1つです。

それから、ファッションにとても興味があります。トレーニングに行くときは、無難な格好をしていることも多いのですけれども。

特に靴が好きで、30足ほどの靴の一部は部屋に飾っていて、磨くときは裏側まで磨くほどです。ナイキのエアフォースシリーズやコンバースのような有名どころはもちろん履きますし、ハイブランドにもかなり詳しいですよ。

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