生成AI時代の挑戦！受託開発と自社サービスを両輪で進める起業家の視点
株式会社STRID 水野 恵太 - MOVの100人インタビュー

--まずは簡単な自己紹介をお願いします。

水野 恵太（みずの・けいた）と申します。

現在、会社を経営しており、企画とエンジニアリングの両方に携わっています。弊社は生成AIを活用した開発をメインに手掛けており、大手製造メーカーやメガバンクなど、セキュリティ要件の高いお客様を中心にご利用いただいています。

クラウド環境だけでなく、オンプレミス環境にも対応し、お客様が安心して生成AIを導入できるよう支援しています。受託開発で得た知見や技術を活かし、将来的には自社プロダクトの展開も視野に入れています。受託と自社サービスの両輪で、お客様により大きな価値を提供することを目指しています。

--どのようなバックグラウンドがあって起業されたのでしょうか？

キャリアはメガバンクのエンジニアから始まりました。その後、コンサルティング会社で企画やプロジェクト推進を経験し、さらにIT企業で3D空間やメタバース開発などにも携わりました。多様な領域で経験を積んだ後、自らの会社を立ち上げて現在に至ります。

--起業されてすぐMOVに来られたのですか？

はい。最初は提携しているシェアラウンジを利用していましたが、自然とMOVに通うようになり、現在はメンバーとして活用しています。居心地がよく、集中とリフレッシュの両方ができる環境です。

--MOVで他のメンバーとの交流はありますか？

普段は業務に集中していますが、定期的に開催されるイベントでは交流の機会もあります。顔見知りの方も増え、程よい距離感の中で過ごせるのが魅力です。リモートワーク中心のチームですが、MOVはもう一つの拠点のように感じています。

--プライベートで興味のあることは何ですか？

趣味のひとつはサーフィンです。以前は湘南に住んでおり、そこで始めました。休日の朝に波に乗ると心身ともにリフレッシュできます。

最近はゴルフも始めました。まだ初心者ですが、友人や知人との交流の場として楽しんでいます。スコアを伸ばしつつ、長く続けられる趣味にしていきたいです。

また旅行も好きで、若い頃にはアメリカ横断や東南アジアをバックパッカーとして巡った経験があります。今後はより快適なスタイルで世界遺産を訪れるような旅をしてみたいですね。

--資金調達についてはどのように考えていますか？

大きな出資や融資を最初から受けるのはリスクもあると考えています。まずは受託事業で安定した収益を確保し、その上で新規事業に挑戦する方針です。

少人数でプロダクトを形にし、ユーザーの反応を確認した上で必要に応じて出資を受け、サービスを拡大していきたいと思っています。

--これからの展望を教えてください。

今年は進行中のプロジェクトに注力しつつ、来年以降は自社プロダクトにも取り組みを広げていきたいと考えています。

受託開発はお客様の課題を解決し、価値を提供できる大切な柱です。その一方で、受託を通じて得た知見を社会に還元する形で、特定領域に特化したサービス開発も進めたいと思っています。

例えば、人事や業務効率化といったニッチな領域に生成AIを応用し、他社が手掛けていない分野で独自の価値を出していく構想があります。

受託開発で培った実績と信頼を基盤に、自社サービスで新しい価値を提供する。両輪の戦略で、お客様と社会に貢献していくことが私の目標です。

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