2026.02.04 Wed -
2026.02.08 Sun
LOVE×書展 2026 - Aura -
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2026.02.04 Wed -
2026.02.08 Sun
LOVE×書展 2026 - Aura -
W・ベンヤミンの概念アウラによると、芸術作品のオリジナルだけが持つ「いま」「ここ」という一回性において存在する重みや権威は、機械的複製技術が発達した大量消費社会では失われてしまうという。展示会場という同一の時空間上に存在する作品と客体の相互作用により相互に生じる変化、及び相互に宿る全蓄積は、その場の実体験でしか解することはできない。
人工的生成や書き直しが出来ない、人間の身体と道具による創造物とは何か、時間と空間が織り成す、ここにしかない現前性を本展において探究する。
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2011年東日本大震災直後の代官山ヒルサイドテラスの展示や、2024年の能登地震直後にも、少しでも前を向いていただきたいと、日本の良さを発信する展示会を手掛けてきた「書Exhibition」の Coreチームは、来る2027年には設立20周年を迎え、本展「LOVE×書」も10回目の記念回となります。
これまでの多様な展示経験と新たな視点を交差させ、未来へと伝統文化を繋ぐ新たな書の世界観を体験できるインスタレーション展示を行います。
書の展示といっても、既存の概念では網羅できないくらい様々な展示方法があり、そしてそれらの主軸となってきたのは、古くからの伝統技術を何代にも渡って紡いでくださった表具店や建具店、和紙や墨製作所等の職人様方です。他国には類を見ないほど、伝統的なモノづくりにおいて日本の良さが存分に発揮できていた時代があったからこそ、現代の豊かな生活が享受できているのであり、どんなに時代は進んでも、我々日本人としての繊細な身体的感覚やモノを大事にする心は忘れてはならないと考えています。
本展の表装は主に、東洋額装株式会社の長年の研究技術を用いており、素材の選定から造形、展示設計に至るまで、書作品と丁寧に向き合う姿勢は、量産では得られない人間の手仕事ならではの深みを空間にもたらしています。
これまでの約20年の歩みと、これからの新たな表現。
機械ではない人間の身体が生み出す創造物とその制作過程を、ぜひ会場で体感してください。
この展示を通して、其々の方が日本の伝統文化を考えるきっかけになることを願っています。
出展者 | Takeuchi、Suzuki、Takagi、Ichikawa、Aono、Tsutsui、Arai、Doi、Matsui、Yamagami、 Asumi、Kuma、Goto、Inada、kiso、Nakaminami、Matsuo、Yoshioka、Matsuzaki その他
<書のワークショップ2026>
日常では手書きする機会が殆どなくなっている現代において、身体と道具が織りなす書のワークショップを開催します。文化におけるサステナブルな要素とは何か、次世代に文化を継承する者としてできることを、多角的な視点から考えていきます。 お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
開催日:2026.02.07 Sat
参加費:無料
問合せ: info@tokacode.com
<書のワークショップタイムスケジュール>
13:00 紙の歴史と文字
14:00 書の魅力と開放-「空海」-
15:00 空海「風信帖」
16:00 筆で書くおもしろさ
17:00 空海「風信帖」を書いてみよう
ワークショップ予約受付はこちらから
- 会期
- 2026.02.04 Wed - 2026.02.08 Sun
- 場所
- Creative Lounge MOV aiiima2
- 時間
- 11:00-19:00 *初日2/4は15:00から, 最終日2/8は15:30まで
- 主催
- T-office
- 協賛
- 東洋額装株式会社
T-office
Project direction | 桃果
研究者・書家・墨象作家
Cultural resource studiesの観点から、文字と人、読み書きと社会の関係性のあり方を学際的に研究している。
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了